「納付書が届いたけど、、この税金なんだっけ、、?」
「自動車税と自動車重量税の違いは何だろう、、?」
今回は、車を保持したときに必要となる税金はどういう種類があるのか、金額や納付方法などについて徹底解説します!
税金は、私たちが生活をしていくうえで切り離せない存在ですが、どこか距離が遠いような気持ちを持たれている方も多いと思います。
払い忘れや税金への理解を深めたい方は、記事を参考にしてください。
必要な税金の種類について
車を保持した場合に必要となる税金には以下のようなものがあります。
- 自動車税
- 自動車重量税
新車や中古車を購入した場合の自動車取得税(現在は廃止され、代替として環境性能割)やガソリン税などもありますが、今回の記事では保持した場合の税金について紹介します。
次の章からは、自動車税と自動車重量税についてそれぞれ解説していきます!
また、自賠責保険については別記事で紹介いたしますので少々お待ちください!(4/19:未更新)
自動車税について

自動車を保有すると様々な税金が発生しますが、その中でも基本的な税金の1つが「自動車税」です。ここからは、自動車税に関する情報や詳細について知識を深めてみましょう。
参考として、大阪府のホームページの内容も記載しています。(自動車税は所有する車両に応じて自治体に支払われるため、詳細な情報は各自治体の情報をご確認をお願いします。)
納める人
ポイントとなるのは以下の部分です!
- 自動車を所有している人が納める。ただし、所有権を留保している場合については、自動車の使用者が所有者とみなされる。
- 自動車を譲渡した場合は、当該年度の自動車税は旧所有者に、翌年度からは新所有者に課税される。

所有者の確認は車検証で出来ます。
自動車の使用の本拠を府内に登録している自動車を所有している人が納めます。自動車の売買において、売主がその所有権を留保しているとき(割賦販売の場合)は、当該自動車の使用者が所有者とみなされ、使用者が納めます。自動車を譲渡(移転登録)した場合は、当該年度の自動車税(種別割)は旧所有者に、翌年度から新所有者に課税されます。なお、原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自動車及び二輪の小型自動車については、市町村で軽自動車税(種別割)が課税されます。
引用元:自動車税(種別割)/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
納める額
ポイントとなるのは以下の部分です!
- 初年度の登録年月によって課税金額は変わる。
- 自動車の新規登録時や抹消登録時には月割計算によって課税または減額される。
- 動車税の金額は、車両の排気量や車種によって異なります。一般的には排気量の大きい車両ほど税金が高額となります。具体的な金額は、自治体によって異なるため、自分の車両が所在する地域の条例を確認することが大切です。
自動車の種別、用途、総排気量などによって税率(年税額)が、自動車税(種別割)税額表のとおり定められていますが、自動車を新規に登録した場合や自動車を抹消する登録(廃車)をした場合には、月割計算により課税又は減額されます。
- 月割計算による課税
年税額×(登録月の翌月から3月までの月数÷12)=月割税額(100円未満の端数金額は切り捨てる)- 月割計算による還付
年税額から、上記の月割計算による課税額を差し引いた金額です。引用元:自動車税(種別割)/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
納める方法
ポイントとしては以下の部分です!
- 4月1日から翌年3月31日までの1年分の税金を大阪府から送付される納税通知書兼納付書で5月に納める。
- 申告
自動車を新たに所有することとなったり、譲渡・廃車した場合は、自動車税事務所に自動車税(環境性能割・種別割)申告書を提出しなければなりません。- 納税
賦課期日(毎年4月1日)に自動車を所有している人は、4月から翌年3月までの1年分の税金(年額)を大阪府から送付される納税通知書兼納付書で、5月に納めます。
新規登録時の月割計算による課税は、登録手続きの際に自動車税(種別割)の申告書を提出し、納めます。- 納付書の交付について
自動車税(種別割)の納付書を窓口で交付する際には、登録番号と車台番号の下4桁を確認させていただきます。引用元:自動車税(種別割)/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
支払い方法
ポイントとしては以下となります!
- 支払い対象の月や締め切り日は自治体によって異なる場合がありますので、確認を怠らないようにしましょう。
- 支払い方法についても、銀行振込や郵便振替、直接窓口での支払いなどが一般的です。
自動車税に関するよくあるQA
自動車重量税について


次は、車検時に課される「自動車重量税」についてです。自動車税は自治体に納付していましたが、自動車重量税は国税となります。
ここからは、自動車重量税に関する情報や詳細について知識を深めてみましょう。
参考として、国税庁のホームページの内容も記載しています。
納める人
ポイントとしては以下になります!
- 納税義務者は所有者である
自動車検査証の交付等を受ける者および車検制度対象外である届出軽自動車(注)の車両番号の指定を受ける者が納税義務者となります。
(注)「届出軽自動車」とは、道路運送車両法第97条の3(検査対象外軽自動車の使用の届出等)の規定により車両の使用場所を管轄する地方運輸局に届け出て車両番号の指定を受ける車両をいいます。(例 排気量125cc超250cc以下のオートバイなど)
納める額
ポイントとしては以下になります!
- 軽自動車や小型車は比較的低額だが、大型車や重い車両は重量が増すほど税額が高額になります。
- 環境に配慮したエコカーは、減税や免税の対象となることがあり、税額が軽減される。
※税額についてはこちらの記事を参考してください。
納める方法
ポイントとしては以下になります!
- 車検時に自動車重量税の支払いも併せて行う。
自動車検査証の交付等または車両番号の指定を受ける時までに、その税額に相当する金額の自動車重量税印紙を自動車重量税納付書に貼り付けて納付します。
自動車重量税に関するよくあるQA
まとめ
自動車税と自動車重量税それぞれのポイントはお分かりになりましたでしょうか。この記事が参考になれば幸いです!
楽しいカーライフを過ごすためにも自動車に必要な税金についても理解しておくことが重要です。